2008年度総会・研究発表会のお知らせ

日本ドイツ語情報処理学会の2008年度総会・研究発表会が、下記の通り開催されます。総会・研究会は学会員が直接顔を合わせて情報交換ができる年に一度の機会です。ぜひご出席下さい。


プログラム
13時半より [講演]:荻野綱男(日本大学)
タイトル:wwwを使ったコーパス研究の現在と、その問題点-日本語研究の観点から
WWW は、検索エンジンの発達によって、それ自身でコーパスとして使えるようになってきた。 日本語学の分野でどのような研究がなされているかを(主として荻野の研究例を中心にして)概観する。文法や語彙の研究はもちろんのこと、方言学や社会言語学的な研究にも応用が可能である。また、学生教育用にも大きな効果がある場合がある。過去の研究論文を再調査するようなことも手軽に行えるので、事実を押さえて、先行研究に反論したりそれを確認したりできる。
 ただし、WWW を単純に使っていると、思いもよらぬ問題点にぶつかるケースもある。文法分野では、正用が誤用かわからない、境界線上の問題がいろいろある。さらに、WWW は「何でもあり」の世界なので、研究として使うには不適切な用例がたくさん見つかるような場合もある。これらの問題点を心得て利用することで、WWWは有用な資料となるはずである。

14時45分より [研究発表]:伊藤直子(筑波大学大学院)
タイトル:GToBI(German Tones and Break Indices)を利用したプロソディー記述
 ドイツ語のプロソディー・ラベリング規約「GToBI」を用いてどのようなプロソディー記述が可能か、実例を用いて示すとともに、音韻論以外の分野への応用の可能性について言及する。

15時45分より 2008年度総会:会計報告、予算案審議、学会が行うプロジェクトについて

[16時半 終了予定]